爽快爺さんの投稿小説

世之助 男色回顧録

(103) 

2024/04/20



「気持ちよくなってきたよ、

与之と長く楽しむために射精しないで一度抜いて気持ちを静めていたのに

絶頂になってきた。

我慢できないから出す。

与之にいれて貰っていたら気持ちよくて我慢が出来なかったよ。

残念だけれど与之が済んでから与之に入れることができない。

熟年男は一度出したら後は無理だ。」

与之助はペニスを動かし続けていた。

「与之はいい男だねえ、俺のために続けてくれているのか。

俺はこんなにいい息子をもって本当に幸せだ」

「あれ、今日はいいお父ちゃんを止めて性欲の塊の熟年男になったんじゃ

なかったのかなぁ」

「熟年男の言葉はコロコロ代わるんだ。

今からはいいお父ちゃんだ。

身勝手なものだ。ハハハ。

与之は上り詰めてきたか。

若いから二度目の射精は出来るんだろう。

また中に出してくれ。

与之に二度出した貰ったら俺は最高の気分になる。」

与之助は二度目の射精をして部長から離れた。

与之助は部長が射精した精液が広がっているシーツの所をさけて、ベッド

の片側によって寝転がった。

部長が体を移動させて与之助の横に来て、仰向けに寝転がった世之助に小

阪神をかぶせて抱きついて、口の奥まで舌を入れて口づけをした。

「いいお父ちゃんの俺は与之が大好きだ。愛している。

会社の人事は俺の立場でも無理だけれど、それ以外なら与之が望んでいる

ことは何でもしてあげたい。

与之はどんなことが望みなんだ。

将来、どうしたいんだ。

今の時点で考えていないなら、思いついたときにいつでも言ってくれ。

俺はなんとしても与之の為になりたいんだ。

感謝してほしいという意味じゃないから誤解しないでくれ。

愛している与之に喜んでもらいたい。

いいお父ちゃんとして当たり前の事だろう」

久しぶりに与之助と抱き合って互いに快感を味わい興奮して気持ちが続い

ていたので、部長は与之助の体を軽く撫で続けていた。

与之助も部長が射精してしまって萎えてだらりとしているペニスを掴んで

軽く揉んで余韻を楽しんでいた。

 

                           (つづく)






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