秋山槙太郎さんの投稿小説

男曼荼羅/男の世界

 (374) 夜明けの雄交尾 

2024/04/23



その夜、、小石川からの雄交尾はこれで終わりではなかった。小石川にと

っては久しぶりの雄交尾、その夜は再び重雄を種付けしたのだ。

 

精力の強い小石川だけあって、一回の射精で終わるはずはなかった。素っ

裸のままで眠りこけていた二人、、心地よいセックスの疲れは、二人の体

を十分なまでに満たしていたのだ。

 

朝の光が差し込んできた。

すると重雄は目を覚ましたのだ。ハッと気づくと、隣には太い体、、艶や

かな色白の肌の小石川が寝ているのに気づいたのだ。

まだ寝息を立てている小石川の顔は、男らしい、、惚れ惚れとするような

男なのだ。丸い顔、色白の顔艶が良いその顔、、太い鼻が精力の強さを表

している。

 

重雄は、昨夜はこの小石川におまんこ、、雄交尾をされたのだ。生まれて

初めて、、男からの挿入、男色の世界でいう『ウケ』、、重雄の尻の穴は、

小石川によって『雄膣』に生まれ変わったのだ。

 

重雄はそっと尻に手を回した。まだ尻の中に太いものが入っているような

感覚が残っていたのだ。

 

(わし、、昨夜は署長に女にされてしまった、、わし、嬉しい、、、わし

の敬愛する署長に抱かれて、、体を貫かれて中出しを受けた、、署長、、、

わし、署長が好きです、、署長、、、)

 

重雄は小石川の体に、ジワリと抱きついた。すると小石川は目を覚ました

のだ。

自分の体に抱きついている男、重雄を見ると、重雄を自分の胸の中へギュ

ッと抱きしめてきたのだ。

 

「ふふふ、、重雄、どうだった?俺とのおまんこは、、、痛かったか?」

「は、はい、初めて入れられたときは、、なんというか、、尻が裂けるよ

うな痛さだったです、、でも、、あとは気持ちが良くて、、、痛みは、も

う大丈夫です、、署長、、」重雄は小石川に再び抱きついた。

「ふふふ、、そうか、痛かったか、、そうだろうな、、お前の尻は処女の

ようなものだったからな、、。しかし、お前のおまんこはいいよ、締まり

が良くよ、ふふふ、、重雄、俺とキスするか」

「はい」二人は唇を合わせてきた。そして重雄をじっと見つめてきたのだ。

 

「重雄、かわいい男だよ、お前というヤツは、ふふふ、、、」

小石川の満足そうな顔、、それは幸せそうな顔だった。小石川は、重雄の

体を抱きしめてきた。

「重雄、俺のチンボを握れ」

「はい」重雄は小石川の魔羅を握ってきた。

「ああ、太い、、、この太いものがわしの中へ入っていたんだ、、、」す

ると小石川の魔羅が再びグングンと力が増してきたのだ。

 

「ああ、すごい、、署長のチンボがこんなに太くなってきて、、硬くなっ

てきた、、」

重雄の握っている小石川の魔羅が、グングンと勃ってきたのだ。それは小

石川の精力の強さを物語っている、、一日に、何度射精してもすぐに蘇っ

てくるような魔羅、、男のシンボルそのものだった。

 

50歳の小石川、、今が一番精力が強くてセックスをやりたい時期だ、、

そんな時期に、奥さんが入院している、、。

重雄だって同じだ、、42歳のやりたい盛りの時期に、妻が入院している

、、結婚していながら自慰で射精するほかなかった重雄、、、。

 

二人とも、、思うぞんぶんにセックスはしたくてたまらない年齢だ。重雄

を見つめる小石川の顔が、次第にいやらしくなってきた、、それは朝のセ

ックスをやりたくなってきたのだ。

 

昨夜の射精では物足りないかのように、石川の陰嚢の中はすでに精液が十

分なまでに溜まっている、、射精したくてうずうずしてきたのだ。

 

「どうだ重雄、もう一回、俺とやるか、おマンこやるか、ふふふ、、どう

だ?」

「はい、やりたいです、わし、署長に抱かれたいです、、、署長、、わし

とおまんこして、、」

重雄は初めて”おまんこ”と言った。今まで恥ずかしくてそんないやらし

い言葉が言えなかった重雄が、署長にねだってきた。

 

「ふふふ、、重雄、やっとお前、おまんこと言ってきたな、、あれほど恥

ずかしそうにしていたのによ、ふふふ、、俺とのおまんこが気に入ったみ

たいだな」

二人は再び昨夜の続きを始めたのだ。熱く抱き合ってきた二人、、、口づ

けを交わしてきた、、。

 

   *   *   *

 

  【ここから、再び『(359) 重雄に『男』を教えた男、、』からの続きとなります。】

 

ここは重雄の家、、今夜の重雄は、初めて熊五郎とアナルセックスをやっ

たのだ。重雄にとっては熊五郎とのアナルセックスは初めてのこと、、や

っと熊五郎への思いが通じたのだ。

その熊五郎との雄交尾は、、あの頃を思い出して、、署長と初めてアナル

セックスをやった夜を思い出していたのだ。

 

射精した後の二人、、熊五郎と重雄は布団の中でまったりとした気分だっ

た。重雄はやっと熊五郎と雄交尾出来ただけに、二人はもう親子のような

感じだった。

 

「熊五郎、わしのチンボをしっかりと握っておくんだぞ」

「はい」熊五郎は重雄の柔らかくなってきた魔羅を強く握ってきた。

「お父ちゃんのチンボは太くて、、わし、握っていると安心する、、、」

そう言いながら、熊五郎は重雄の分厚い胸板に片手を回してきた。

 

「ふふふ、、そうか、わしのチンボはおまえにあずける、しっかりと握っ

ておけよ、いいか、熊五郎」

「うん、、お父ちゃん、、さっき、お父ちゃんがわしの中に中出しした時

に、、”署長”って何度も言っていたけど、、その署長っていう方、一体

誰なの?それに今まで、お父ちゃん、、何度も署長、署長ってよく口にし

ていたけど、、、」

「おおそうか、わし逝く時に署長と言っていたのか、、ははは、、わし、

無意識のうちに署長の名を呼んでいたんだな、、。うん、、その署長とい

うのは、昔のわしの上司だったんだ、、」重雄は昔を偲ぶような顔をして

きた。

 

「その署長はな、昔、、わしに初めて『男』を教えた人なんだ、、、」

重雄と熊五郎は、今夜は二人とも射精後のまったりとした気分に包まれて

いた。二人は布団の中で、、夫婦の寝物語のように話し始めたのだ。重雄

が初めて署長と男同士の肉体関係を結んだいきさつを話していたのだ。

 

「あの頃は、、わしの母ちゃんが入院していたから、、わし、その署長か

らいろいろとあったんだ、、。

署長は単身赴任だった、それに、わしと同じように奥さんが長期入院して

いたんだ、、、。だから、わしが署長官舎に泊まったり、署長がわしの家

によく泊まりに来たよ、、、一緒に酒を飲んで、、その後、、一緒に風呂

に入って、、そして、、わし、こんなことを言うと自分の恥を晒すようだ

が、、署長に『男』を教えていただいたんだ、、、

 

署長というのはいい男だったよ。柔道で鍛えた体は太くて引き締まってい

た、、それに色白のふっくらとした体だった。体から男の色気が出ていた

よ、、。

キップの良い方で堂々としていた。わしらの職場では人事異動が2年ごと

に行われている、、だから、署長が異動するまでの2年間、わしは、署長

に愛されたよ、、。男同士のセックスがこんなにも気持ちのいいものだと

初めて知ったよ。

 

わしも女とやったのは嫁だけだったけど、男とのセックスがあんまり気持

ちがいいとは思わなかった、、。でもよ、署長とセックスして、、初めて

セックスが気持ちがいいもの、やればやるほどセックスがしたくなってく

る、、わしは、男とセックスを知ってから、何か人生が豊かになってきた

ように思うよ。

 

それから母ちゃんが死んでから、、わしらには子供がいなかったから、わ

しは一人になってしまったよ。

でもな、わしの心の中にはあの署長がいる、、それに時々会える、、そう

思うと、わしは男を教えていただいたことに感謝しているよ」

 

重雄の、、署長への回想は続いた、、、、

 

                            (続く)






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