秋山槙太郎さんの投稿小説

男曼荼羅/男の世界

 (373) 二人が熱く結ばれた夜-2 

2024/04/22



「重雄、今夜だけは俺のわがままを聞いてくれ、頼むから」

小石川からの求愛の言葉、それは切なさがこもっていた。小石川、、好き

な男、自分が惚れた男と硬く結ばれたい、、今までのようなオーラルセッ

クスではなく、男同士の本物の性行為、雄交尾をやって重雄と結ばれたい

のだ。

 

自分の愛液、、精子を好きな男、重雄の体の中へ打ち込みたいのだ、、男

と女がやるようなことを、、、。

そして、、揺るがぬ二人の絆を堅く結びたいのだ。その小石川の切ないほ

どの気持ちは重雄に伝わってくる、、

 

「署長、、それはわしが望んでいることです、、お願いします、、」

「そうか、いいんだな」

「はい」

重雄の言葉が終わらないうちに小石川は重雄の口を塞ぐようにキスをして

きた。小石川は重雄を自分の胸の中に抑え込むように抱き締めてきた、、

足を重雄の足に絡めてきたのだ。

 

太い足が絡んできた、、頼り甲斐のある小石川の太い足、、ざらっとした

すね毛が触れた時、、ゾクっとする気持ちよさ、、、。

その足で重雄の足を引っ掛けるようにして尻の穴をさらけ出してきた。小

石川は中指に唾液をつけると重雄の尻の穴に当ててきたのだ。

 

すると重雄はうっとうめき体を硬くしてきたのだ。

「重雄、体から力を抜くんだ、今夜は俺にすべてを任せろ、いいか」重雄

は目を閉じ頷いた。小石川は重雄の耳元でつぶやくように言った。

「重雄、俺はお前が好きなんだ、、お前と男同士のおまんこしたいんだよ

、、いいか、俺の気持ちをわかってくれ、頼むから、、」

 

重雄は何度も頷いた、、全てを小石川に、重雄は自分の体を任せたのだ。

小石川の太い指が、中指が重雄の尻の中へ入っていく、、重雄は顔を赤く

してきた。

何度も指に唾液をつけていく、、次第に揉みほぐされてきた、、キスをし

たままで尻の穴を広げていく、、重雄の緊張した顔が次第にほぐれてきた

のだ。

 

「重雄、、入れるぞ、、その前に俺のチンボを尺八で硬くしろ」

「はい、、」

重雄は起き上がると小石川の股間に顔を入れてきた、、尺八を始めた。そ

の尺八は、、心のこもったものだった。

 

(署長のこの太いチンボを、わしの中へ入れてもらえる、、署長と一体に

なれる、、わし、嬉しい、、、好きなお方、署長と本物のセックスをして

もらえる、、)

 

重雄の心のこもった尺八で十分に硬くなってきた署長の男根、、

「よし、重雄、入れるぞ、、体から力を抜くんだ、いいか」

小石川は、重雄と正常位の体位になってきた。重雄の太ももを小石川の両

膝に抱えるようにしてきた。

 

小石川の太い魔羅が上向きに勃っている、、もう一度自分の魔羅と重雄の

尻に唾液をつけると、重雄の体をたたみ込むように、、小石川の身体を重

雄の体に重ねるようにして、、挿入してきた。

 

小石川の亀頭は太い、、すぐには入らない、、ゆっくりと亀頭の先を重雄

の尻の穴に馴染ませてくる、、

「の」の字を描くようにして馴染ませながら入れ込んでいく、、重雄はこ

れから署長の太い陰茎が入ってくると思うと、身体を緊張させてきたのだ。

 

「重雄、体から力を抜け、、」

重雄は目を閉じたままで頷いた。その顔は、、緊張している、、、生まれ

て初めての生交尾、、亀頭が次第に尻の穴に沈み込んでくる、、亀頭の先

っぽが入ってきた、、

 

「うっ」と重雄は顔をしかめたのだ。尻の穴の奥の中には関門がある、、

そこを陰茎が貫くときに痛みを伴うのだ。

それは、、男の”処女”を突き破るようなものなのだ。小石川は陰茎を重

雄の尻の中で馴染ませてくる、、コリっとした所を突き破れば二人は完全

に繋がるのだ。

 

「重雄、ちょっとだけ我慢してくれ、いいか」重雄は頷いた。小石川は身

体を押し付けながらグイッと入れ込んだ、、、

「ううっ、、、」重雄は挿入の痛みで顔が歪んだ、口をアングリと開けた

まま、、、鋭い痛み、、肉を引き裂くような痛みが走ったのだ。

 

小石川は容赦無くグイグイっと亀頭を入れ込んだのだ。

「う、う、う、、ああ、あーっ、、」

「痛いか、、もう少しだ、我慢しろ」力強く挿入してくる小石川の魔羅、

それは頼もしいものだった。

もう少しで署長と一つになれる、、もう少しだ、我慢できる、、重雄は署

長が好きだ、、信頼している、、だから小石川と結ばれたい、、小石川に

喜んで欲しい、、そんな思いなのだ。

 

重雄の尻の奥で、ズンッと入っていた、、小石川の陰茎が重雄の尻の中に

収まってきたのだ。

「重雄、俺のチンボはもうお前の中に入ったぞ、、俺とお前は一つに繋が

ったんだ。わかるか、俺のチンボが入っているのがわかるか」小石川は、

挿入した陰茎をグーっと押し込んだ。

 

「どうだ、俺のチンボがわかるか、お前の尻の中に入ったんだぞ、ふふふ

、、やっと俺はお前と一つになれたんだ、お前は俺のものになってきたん

だ」

「はい、、署長、、わかります、、署長の太いものが入ってきたのが、、

署長、、わし、嬉しいです、、署長と一つになれて、、、」

やっとの思いで署長と合体できたことに、重雄は感激だった。

 

「重雄、、俺はお前が好きだ、、大好きだよ、、こうやってお前と一つに

なれて、俺は嬉しいよ、、」

「署長、、、」

小石川は、挿入した体制で、重雄をキスしてきた。二人は正常位で挿入し

たままだった。二人の交接が馴染んでくるまでそのままの体勢でいた。

 

小石川は、上からじっと重雄を見ている、、その眼差し、、それは慈愛の

こもったものだった。やっと処女のような男、重雄と一体になれたことに、

小石川は満足そうな顔をしてきたのだ。

 

一度貫けば、あとはゆったりとした気分になれる、、しかし重雄にとって

は、まだ痛みが残っている、、快感とは程遠いものだった。

しかし嬉しいのだ、、重雄は自分の敬愛する署長の太い魔羅を受けたこと

に、大きな喜びを感じてきたのだ。

 

「ああ、いい、、、重雄、お前の尻の中は熱いくらいだ、、ああ、これは

いいよ、、よく締まる穴だ、、重雄、俺とお前は男同士でおまんこしてい

るんだぞ、どうだ、俺のチンボは、ふふふ、、」

小石川の余裕のある顔を見ている重雄、、それは署長に犯されることで、

支配されている、、愛されているという安心感が広がってきたのだ。

 

オーラルセックスでは到底感じられない交接による結びつき、、、小石川

の情の深さ、熱い心を感じてくるのだ。

「重雄、動かすぞ、、」

小石川は、ゆっくりと腰を振ってきた。重雄の尻の穴に馴染ませるように

、、ゆっくりと陰茎を出し入れしてきた。

 

ゆっくりとゆっくりと、、すると尻の奥の襞が陰茎に擦られてくる、、初

めて味わうもの、、男を知らなかったら決して味わうことのないもの、、、

重雄の魔羅は、先ほどの挿入の痛みで小さくなっていた。

 

小石川は、その皮をかぶってしまってしまっている陰茎をほぐすように、

亀頭を露出させ、愛撫してきたのだ。

ゆっくりと腰を振りながら、重雄の魔羅をセンズリしていく、、、すると

ジワリと尻の奥からなんとも言えない気持ち良さがじわりじわりと広がっ

てきたのだ。それは、、重雄が生まれて初めて味わう『ウケ』の快感だっ

た。

 

小石川の硬くて太い亀頭が、、重雄の尻の奥にある器官、、男にだけある

器官に当たってきたのだ。前立腺を刺激してきたのだ。

 

小石川は、、久しぶりの雄交尾、それも初物の男、重雄への雄交尾はこと

のほか気持ちの良いものだった。

締まりの良い尻の穴、、それは小石川を次第に夢中にしてきたのだ。

 

「おお、、これはいい、、締まりがいいぞ、、重雄、お前の尻はいい、、

いいけつマンコだよ、、」

小石川は、自分の好きなスタイルでの交尾、、バックからの雄交尾で夢中

になって腰を振ってきたのだ。

ジンジンと高まってくる快感、、抑え難いまでの快感が小石川を包み込ん

できたのだ。それは、、射精へと高まってきたのだ。

 

「おお、、いい、、これはいい、気持ちがいいぞ、、、ああ、、たまらん

、、」

やがて小石川は抑えきれなくなった、、、、

「ああ、いく、いく、、ううっ、、、ダメだいく、いく、いくーーっ、、」

小石川は重雄の尻の中へ、グーっと押しつけると、途端にドクドクドクっ

と、、濃厚な精液を打ち込んだ、、、、、、、。

 

重雄は、小石川に種付けされたのだ。重雄の処女は、、署長の小石川によ

って破られたのだ。

それは、男初体験だった、禁断の性行為、、、一度覚えた男の味、、それ

は二度と忘れることができないものだった。

重雄の体の中に、二度と消えない烙印『男色』を、、小石川によって刻み

込まれてしまったのだ。

 

                            (続く)






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