2024/04/19 |
二人が目を覚ましたのは、、9時前だった。 今朝の、、夜明け前の射精、、重雄は初体験だったが、それは十分過ぎる 重雄は署長の小石川の体に抱きついている、、小石川も重雄を包み込むよ 二人は素っ裸のままだった、、。目を覚ました小石川は、まだ寝ている重 「ふふふ、、重雄、、」 「署長、、」重雄は甘えるように小石川に抱きついてきた。 「俺とキスするか?」 「はい、、」二人は唇を合わせてきた、、長いキス、、、 小石川は時計を見た。 「おっ、もうこんな時間か、、重雄、俺はこれからやらなければならない 小石川は起き上がり、箪笥の中から真っ白な越中褌を取り出すと、顔を引 重雄は、これから署長がやることって、いったいなんだろうと思ったのだ。 「お前、まだゆっくりと寝てもいいんだぞ。俺は、毎朝、切腹の稽古をし 「えっ、切腹って、あの時代劇にあるような腹切りの、、切腹ですか?署 重雄は驚いたのだ。署長が、、今の時代に、、切腹の稽古をしているとは しかし、重雄はよく考えてみると、署長の小石川と切腹、、それは何かピ でも、、何の為に切腹の稽古を?、、という思いがあった。 「ああそうだよ、その腹切りだ、切腹だよ。俺は毎朝、起きたら切腹の稽 男としてのケジメをつけるんだ。だから、いつでも腹を切れるように、朝 そう言った小石川は、今までにないほどに顔が引き締まっていた。 「そうなんですか、、」 重雄は、切腹と聞くと、股間がキュンとしてきたのだ。 昔、遠い昔、映画館で見た時代劇の映画、、、東映映画の時代劇で切腹の 切腹という言葉は、重雄にとっては高潔で高尚な、、武士の潔さ、、そし 切腹と桜と越中褌、、真っ白な白装束の羽織袴を着て、、腹を切る、、着 「署長、、わし、、署長の稽古を見せていただけないでしょうか、、」重 「重雄、お前、俺の切腹の稽古を見たいのか」 「はい、見たいです、、署長の切腹を、、」 重雄は見たいのだ、、敬愛する署長の小石川のやる切腹の稽古を、、重雄 「よし、わかった。お前に見せてやろう。じゃあ、、そうだな、、新しい 「はい、ありがとうございます」重雄は深々と頭を下げたのだ。 越中褌だけの姿の二人は、一番奥にある部屋に向かった。そこは広さ八畳 部屋の中が凛とした緊張感が漂っていたのだ。 床の間には、、「武士道」の文字の掛軸、、刀懸けには、大小二刀の模造 短刀は白木の柄(え)の模造品だった。その短刀から出てくる妖しいまで 部屋の真ん中には四畳半ほどの大きさの白い敷物が敷かれてあった。 それは、、切腹を行うための場所、、武士が最後の花道を歩いていく部屋 署長の小石川は、部屋に入ると表情が一変した。それは厳しいまでの武士 (こんな顔の署長を見たのは初めてだ、、なんと男らしい姿、、なんか、 重雄は、、キュンとしたような思い、、署長への思いが高まってきたのだ。 重雄は部屋の片隅に正座した。 署長のする切腹の稽古の邪魔にならないように、稽古の支障にならないよ 真っ白の越中褌ひとつの署長は、四畳半の敷物の真ん中に座った。目の前 「重雄、これから俺は切腹をする、よく見ておけ」その凛と響く威厳のあ 「はい」 小石川の顔の表情、険しい表情が平静な表情に変わってきた、、それは全 全ての、、、死への達観、無常感全てを乗り越えていく、、自分の命を切 ジッと正面を向いたままの小石川、、武士のような佇まい、、ふっくらと ジッと目を閉じてきた、、数秒、、、そして目をカッと見開いてきたのだ。 「ううっ!、、」うめく小石川、、、短刀を腹に突き刺してきたのだ。 もちろん模造の短刀なので腹を切り裂くことはないが、小石川の、、、腹 「ううっ、、、う、う、う、、、」 小石川の呻き声、、腹を切り裂く痛みに耐え抜くそのうめく声、、それは それを見ている重雄、、越中褌の中が勃ってきたのだ、、、『男』の最後 目の前で、、必死の形相で腹を切り裂いていく小石川、、、それは悲壮な 小石川の腹切り、、左の腹から切り裂き、、右端まで切り裂いていく、、、 「う、う、う、、、、、」痛みに耐え顔を真っ赤にして、、小石川のうめ 最後に、、その短刀を腹から引き抜くと、、今度はその短刀を腹の上に当 稽古とはいえ、、小石川の切腹の稽古は、ただただすさまじく、、男のな 上司の切腹を見ながら重雄は、顔を真っ赤にして興奮していたのだ。 切腹の稽古を見たのは初めてであり、しかもその切腹をしたのは敬愛する |