醍醐爺さんの投稿小説

ライブ・ルーム

(152) 

2024/04/23



「田所様、精液が出そうになってきましたので、そのぐらいでおやめくだ

さい」

「やー君のペニスを堪能させてもらった。

我慢汁が出てきて、おいしかったよ。

そろそろ、ベッドに移ろうか。」

 

矢島は田所が惚れて囲っている、いわば田所の囲われ者なのだが、ホテル

経営を任され、現在の自分に育て上げてくれた恩義に報いているだけでは

無く、田所が望むことなら命をかけても惜しくないと思うほど尊敬し、心

酔していた。

 

田所がいつものようにベッドに仰向けに寝ないで、端にすわった。

「どうされたのですか」

「大事な要件を忘れていた。

話したいことがある。

儂の膝に座って聞いてくれ」

矢島は田所の仕草通りに、親の膝に座った幼児のように膝に座った。

「やー君は立派な体つきだから重たいなぁ」

田所は膝に座った矢島を片手で抱き、勃起したペニスを握ってかるく手を

動かしてペニスの感触を楽しんでいた。

 

「このホテルは近隣では一流のホテルなんだが、世の中には超高級ホテル

というのがある。

大富豪が「日本には一泊何百万円という宿泊料の超高級ホテルがないから

つまらない」と以前にクレームがあったそうだ。

それで、最近は一泊数百万円のホテルが出来て、大富豪が「日本はいい」

といってしばしば来日するようになったそうだ。

それで、儂はこのホテルを一拍数百万円とはいかなくても、今よりも高級

なホテルにして、大富豪にこのホテルに数週間か数か月の長期宿泊でゆっ

たりとした気分を味わってもらって、一流芸能人を招いてホテルで彼らの

パフォーマンスを楽しんでもらい、名所・旧跡や絶景の場所を周りたいお

客様にはバスツアーの提案や、お客の好みに合わせた個人ツアーのお世話

をする。

また、日本の高度な医療技術を受けたいお客様には病院と提携して、専門

家の指導を受けながら娯楽を楽しめるホテルのようにしてたいと考えてい

る。

それで、イギリスやフランスにある王侯・貴族に仕える人達や超高級ホテ

ルの従業員を養成している学校の卒業生を若干名雇って、そのようなお客

様に対応できる訓練を受けさせようと思っている。

やー君は経営者として素晴らして能力をもっているから、そのような超高

級ホテルの支配人として勤める事を頭に入れて、今後も活躍して研鑽して

ほしいとおもっている。

必要なら、海外の超高級ホテル管理者養成研修に参加して貰うこともある

かもしれない。

やー君が海外に行っている間、やー君に抱いてもらえないから、やー君に

くっついて海外にいくかなぁ。」

 

                           (つづく)






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