泉夢二さんの体験談 №15

 老、爺様を軟派

 3.「H爺様」の巻(1)

2024/04/22



名前「H爺様」

年齢「88歳」

嫁 「入院治療中」

身長「160cm

体重「66kg

少し小太りでコロコロとしたH爺様です。

H爺様は、私の住む近くの公園に自転車で来て公園内を散歩される方です

ね。

私は散歩で疲れたのでふじ棚の下にベンチが有り休憩をしてました。

其処へ「H爺様」が痛い~と言って私が座って要る横に座りました。

私は直ぐに「痛い~痛いって腰が痛いの」

「いいえ両膝が痛いのですよ」

両膝共にサポーターにて固定して要るのだがサポーターがずれて緩いの

か。

「膝を見せてくれません」

H爺様両足のズボンの裾を捲り上げ見せて下さいました。

「サポーターを外して良いですか」

「良いですよ」

「この膝は少し歩き過ぎですよ、少し股関節を擦りますのでズボンのベル

トを緩めて少し下げて戴けますか」

「良いですよ」

ボクサーパンツを着用してましたので裾~手を入れて両足の付け根を軽

くつまんでみた。

「いいですね!膝にピクピク来ます」

「上手いね!」

「H爺様、今度我が家に来てお茶でも飲みながらマッサージしてよ」

「喜んでお伺いします」

「でも、家族の方が居られますでしょう」

「大丈夫、嫁は病気で入院治療中で居りませんから」

「H爺様が毎日自転車で公園に来ている自転車は此処に止めているよ」

私は自転車と名前を確認して「時間は今日位の時間ですか」

「そうだな!だいたいこの時間だ」

公園に来れば逢える。

喜んで別れました。

 

                             夢






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